「霊感商法とは?」広島弁で詐欺&消費者問題用語解説26

「このままだと家族に不幸が起きます」
「悪い霊がついています」
「この壺を買えば救われます」

こんなふうに、人の不安や恐怖につけ込んで
高額な商品やサービスを契約させる手口を、
一般に霊感商法と呼びます。

驚いているばずーか先生

「この壺を買わんと不幸になります」って、
壺にそんな重大な任務を任せるなや!

①一言でいうと

霊感商法とは、
霊や先祖、運勢などに関する不安をあおり、
高額な商品やサービスを契約させる悪質商法
です。

壺、印鑑、数珠などの商品だけでなく、
祈祷や献金などが問題になることもあります。

②具体例

たとえば、事業者から、

「あなたの家系には悪い因縁があります」
「このままだと子どもに不幸が起きます」
「この印鑑を買えば運命を変えられます」

と言われ、不安になって100万円の印鑑を購入したとします。

このように、本人や家族の将来への不安をあおって
高額な契約をさせるケースが典型例です。

怒っているばずーか先生

家族の不幸を持ち出して金を払わせる――。
人の弱いところにつけ込むんは、ほんま悪質じゃ!

③何が問題か

人は、自分や家族に不幸が起きると言われると、
冷静に判断できなくなることがあります。

また、霊や運勢などは客観的に確認することが難しいため、
事業者の言葉を信じ込んでしまうこともあります。

不安や恐怖を利用して契約させる点が、
大きな問題です。

④関係する法律・制度

消費者契約法では、
霊感などによる知見を使って消費者の不安をあおり、
契約させた場合の取消し
について定めがあります。

2023年施行の改正では、
こうした霊感商法などによる被害への取消権が拡充されました。

また、販売方法によっては、
特定商取引法などが関係する場合もあります。

指さしをするばずーか先生

「買わんと不幸になる」と言われたら、そこで即決せんこと。
不安をあおられたときほど、一人で決めんのが大事じゃ!

⑤もし「これ、霊感商法かも?」と思ったら

その場で追加のお金を払ったり、
新しい契約をしたりせず、
まず家族や信頼できる人に話してみましょう。

契約書、領収書、メール、LINEなど、
勧誘された内容が分かるものは捨てずに残しておくことも大切です。

霊感商法による契約は、消費者契約法などによって
取り消せる可能性がありますが、
実際に適用できるかどうかは契約内容や勧誘の状況によって異なります。

指さしをするばずーか先生

「不幸になる」と言われても、一人で抱え込まんこと。
お金を払う前でも、払った後でも、まず誰かに相談じゃ!

困ったときは、
消費者ホットライン「188」に相談しましょう。

※この記事は、詐欺や消費者問題に関する用語を分かりやすく紹介することを目的としています。
個別の契約について、法的な判断や相談対応を行うものではありません。
実際のトラブルについては、消費者ホットライン「188」などの公的な相談窓口へご相談ください。