「成年後見制度とは?」広島弁で詐欺&消費者問題用語解説18
認知症や知的障害、精神障害などによって、
契約や財産管理を一人で行うことが難しい人を支える仕組みがあります。
それが、成年後見制度です。
①一言でいうと
成年後見制度とは、
判断能力が十分でない人の契約や財産管理などを、法律面から支援する制度
です。
家庭裁判所が成年後見人などを選ぶ「法定後見」と、
本人が元気なうちに将来の支援者を決めておく「任意後見」があります。
②具体例
たとえば、認知症の高齢者が訪問販売で、
必要のない高額商品を何度も契約してしまうケースがあります。
法定後見制度を利用している場合、
本人の判断能力の程度などに応じて、
成年後見人などが契約を取り消したり、財産管理を支援したりできることがあります。
同じ人に何回も高額商品を売りつける――。
そりゃ「本人が契約したんじゃけえ」で済ませられん場合もあるんよ!
そりゃ「本人が契約したんじゃけえ」で済ませられん場合もあるんよ!
③何が問題か
判断能力が低下すると、
契約内容を十分に理解できなかったり、
悪質な事業者につけ込まれたりすることがあります。
一方で、本人にも自分の生活を自分で決める権利があります。
そのため成年後見制度では、
本人を守ることと、本人の意思を尊重すること
の両方が大切になります。
④関係する法律・制度
成年後見制度の基本的なルールは、
民法などに定められています。
法定後見には、判断能力の程度などに応じて、
後見・保佐・補助の3つがあります。
成年被後見人が行った契約などは、
日用品の購入など日常生活に関する行為を除き、
取り消せる場合があります。
覚え方は「後見・保佐・補助」の3段階。
必要な支援の程度に合わせて仕組みが違うんよ!
必要な支援の程度に合わせて仕組みが違うんよ!
※この記事は、詐欺や消費者問題に関する用語を分かりやすく紹介することを目的としています。
個別の契約について、法的な判断や相談対応を行うものではありません。
実際のトラブルについては、消費者ホットライン「188」などの公的な相談窓口へご相談ください。


本人の権利や生活を守るために、必要なところを支える仕組みなんじゃ!