「オレオレ詐欺とは?」広島弁で詐欺&消費者問題用語解説47

「母さん、俺だけど……」
「会社のお金をなくしてしまった」
「今日中にお金が必要なんだ」

そんな電話で家族になりすまし、
お金をだまし取る手口があります。

これが、オレオレ詐欺です。

驚いているばずーか先生

「オレじゃ、オレ!」だけで信用したらいけんで。
わしも電話で「オレ」言うたら、だいたい誰か分からん!

①一言でいうと

オレオレ詐欺とは、
息子や孫などの家族になりすまし、
事故や仕事上のトラブルなどを口実にして、
現金をだまし取る特殊詐欺
です。

最近では、家族だけでなく、
警察官、弁護士、会社の上司などを名乗る人物が
次々と電話に登場するケースもあります。

②具体例

たとえば、突然、

「母さん、俺だけど。
会社の大事な書類とお金をなくしてしまった。
今日中に300万円用意しないとクビになる」

と電話があったとします。

その後、別の人物から、

「息子さんの会社の上司です」
「こちらで話は聞いています」

と電話が来て、
さらに本当らしく思わせる――。

最後には、

「本人は動けないので、
部下が自宅までお金を受け取りに行きます」

などと言われ、
現金を渡してしまうケースがあります。

怒っているばずーか先生

息子、上司、弁護士、警察官……
登場人物を増やして「ほんまっぽく」するんじゃ。
詐欺なのにキャストだけ豪華じゃわ!

③何が問題か

家族が事故やトラブルに巻き込まれたと聞けば、
誰でも心配になり、
冷静な判断が難しくなります。

犯人は、

「今日中に必要」
「誰にも言わないで」
「電話を切らないで」

などと急がせたり、
家族に確認する時間を与えなかったりします。

また、
「風邪をひいて声が変わった」
「携帯電話の番号が変わった」
などと説明し、
本人の声や電話番号が違うことを不自然に感じさせないようにする場合もあります。

④関係する法律・制度

オレオレ詐欺は、
刑法上の詐欺罪などに当たる犯罪です。

警察や自治体、金融機関などが
特殊詐欺被害の防止に向けて注意喚起を行っています。

犯人が警察官や公的機関を名乗るケースもありますが、
肩書だけで信用せず、
いったん電話を切って、
自分で調べた公式の連絡先へ確認することが大切です。

指さしをするばずーか先生

「家族が大変!今すぐ金が必要!」
ここで一回電話を切る。
本人のいつもの番号へかけ直す。それが強い防御じゃ!

⑤「家族がお金を必要としている」と電話が来たら

まず、その電話はいったん切りましょう。

そして、電話してきた相手から教えられた番号ではなく、
自分が以前から知っている家族本人の電話番号へ
かけ直して確認することが大切です。

また、

  • 急にまとまった現金を求める
  • 他人が家まで受け取りに来る
  • 「誰にも言わないで」と口止めする
  • 電話を切らせようとしない

といった場合は、
特に詐欺を疑いましょう。

笑顔のばずーか先生

本物の息子なら、電話を一回切ったくらいで親子の縁は切れん!
怪しい電話は、まず切って確認じゃ!

不審な電話や被害については、
警察相談専用電話「#9110」
消費者ホットライン「188」などに相談しましょう。

※この記事は、詐欺や消費者問題に関する用語を分かりやすく紹介することを目的としています。
個別の契約について、法的な判断や相談対応を行うものではありません。
実際のトラブルについては、消費者ホットライン「188」などの公的な相談窓口へご相談ください。