「点検商法とは?」広島弁で詐欺&消費者問題用語解説41
「近所で工事をしていたら、
お宅の屋根が傷んでいるのが見えました」
「無料で点検しますよ」
そんな言葉をきっかけに家へ上がり込み、
不安をあおって高額な修理契約を勧める――。
こうした手口を、一般に
点検商法と呼びます。
①一言でいうと
点検商法とは、
「無料点検」などをきっかけに消費者宅を訪問し、
「このままでは危険」などと不安をあおって、
修理や商品の契約を勧める悪質商法です。
屋根、床下、給湯器、排水管など、
住宅に関係する点検で問題になることがあります。
②具体例
たとえば突然、業者が自宅を訪ねてきて、
「近所で屋根工事をしています。
お宅の瓦がずれているようなので、
無料で見てあげますよ」
と言ったとします。
点検してもらったところ、
「かなり危険です!
次の台風で屋根が飛ぶかもしれません。
今日契約してくれれば80万円で直します」
と、その場で修理を迫られた――。
こうしたケースが、点検商法の典型例です。
その不安につけ込んで即決させるんが、いやらしいところじゃ!
③何が問題か
消費者には、
本当に修理が必要なのか、
提示された金額が適正なのかを
その場で判断することが難しい場合があります。
中には、必要のない工事を勧められたり、
不安をあおるような説明をされたりするケースもあります。
「無料点検だから」と気軽に応じたことをきっかけに、
高額な契約へ話が進んでしまうことがあるため注意が必要です。
④関係する法律・制度
自宅を訪問して修理などの契約をする場合、
訪問販売として特定商取引法の規制対象になることがあります。
訪問販売に当たる場合は、
原則として法定書面を受け取った日から8日以内であれば、
クーリング・オフができます。
また、事実と異なる説明をされた場合などには、
契約の取消しが問題になることもあります。
話が急にデカくなったら要注意じゃ。
その場で決めんでええんよ!
⑤「無料で点検します」と言われたら
突然訪ねてきた業者を、
必要がないのに家へ入れる必要はありません。
修理が必要と言われても、
その場ですぐ契約せず、
家族に相談したり、
別の事業者にも見てもらったりして比較することが大切です。
すでに契約してしまった場合は、
契約書、見積書、名刺、チラシなどを
捨てずに残しておきましょう。
契約まで急ぐ必要はないで。
「一晩考えます」でええんじゃ!
点検商法や住宅修理の契約で困ったときは、
消費者ホットライン「188」に相談しましょう。
※この記事は、詐欺や消費者問題に関する用語を分かりやすく紹介することを目的としています。
個別の契約について、法的な判断や相談対応を行うものではありません。
実際のトラブルについては、消費者ホットライン「188」などの公的な相談窓口へご相談ください。


どんだけ屋根を見る目がええんじゃ!