「利殖商法とは?」広島弁で詐欺&消費者問題用語解説43

「元本保証です!」
「絶対に値上がりします!」
「今だけの特別な投資話です!」

そんなふうに、
お金が増えることを強調して、
投資や出資などを勧める悪質商法
があります。

一般に、こうした手口を
利殖商法と呼びます。

驚いているばずーか先生

「絶対に儲かる!」って、
そこまで未来が見えるんなら、まず自分だけで儲けんさいや!

①一言でいうと

利殖商法とは、
「高い利益が得られる」「必ず儲かる」などと、
消費者の「お金を増やしたい」という気持ちにつけ込んで、
投資や出資などを勧める悪質商法
です。

未公開株、社債、海外投資、暗号資産、
よく分からない事業への出資など、
さまざまな形で現れることがあります。

②具体例

たとえば、知らない業者から電話があり、

「この会社はもうすぐ上場します。
今この未公開株を100万円で買えば、
半年後には300万円になります」

と言われたとします。

さらに、

「今日中に決めないと、この話はほかの人に回します」

と急かされ、
「そんなに儲かるなら」とお金を振り込んでしまった――。

こうしたケースが、利殖商法の典型例です。

怒っているばずーか先生

「あなただけに特別に教えます」言うても、
知らん人に突然100万円の儲け話をくれるほど、世間は親切じゃないで!

③何が問題か

投資には本来、
利益が出る可能性だけでなく、
損失が出る可能性もあります。

それなのに、
「絶対に儲かる」「元本保証」などと
リスクがないように思わせて契約させることがあります。

また、一度お金を払うと、

「利益を受け取るには追加料金が必要です」
「税金を先に払ってください」

などと言われ、
さらにお金を要求されるケースもあります。

悲しそうなばずーか先生

取り返そうとして、さらに払ってしまうこともあるんよ。
「ここまで払ったんじゃけえ…」という気持ちにもつけ込んでくるんじゃ。

④関係する法律・制度

投資や金融商品については、
金融商品取引法などによる規制があります。

また、消費者契約では、
将来どうなるか分からないことについて
「絶対に値上がりする」などと断定的な説明をされ、
それを信じて契約した場合、
消費者契約法の「断定的判断の提供」による
取消しが問題になることもあります。

ただし、どの法律が適用されるかは、
契約内容や勧誘方法によって異なります。

指さしをするばずーか先生

投資に「絶対」はない。
「必ず儲かる」が出てきたら、それだけで一回ブレーキじゃ!

⑤「うますぎる儲け話かも?」と思ったら

その場でお金を払わず、
事業者の名前や投資の仕組み、
どのようなリスクがあるのかを確認しましょう。

知らない人から突然持ちかけられた投資話や、
「今日だけ」「あなただけ」などと急かされる話には、
特に注意が必要です。

すでにお金を払ってしまった場合は、
契約書、振込記録、メールやSNSのやり取りなどを
削除せず残しておきましょう。

笑顔のばずーか先生

儲け話を聞いたら、
「いくら増える?」より先に「何を失う可能性がある?」を考えにゃいけんで!

投資や契約について困ったときは、
消費者ホットライン「188」などの
公的な相談窓口に相談しましょう。

※この記事は、詐欺や消費者問題に関する用語を分かりやすく紹介することを目的としています。
個別の契約について、法的な判断や相談対応を行うものではありません。
実際のトラブルについては、消費者ホットライン「188」などの公的な相談窓口へご相談ください。