コントの作り方(8)「常識」を「非常識」にかえる
今回は、前回書き出した、「常識」を、「非常識」に変えみます。
常識:小学校の授業中に起こる「普通のこと」 | → | 非常識:小学校の授業中に起こったら「普通じゃないこと」 |
(1)先生が黒板に書いた文字をノートに書き写す。 | → | ノートではなく、スイカの皮に黒板の内容を書き写している。 |
(2)生徒は椅子に座って、机に教科書とノートを広げている。 | → | 生徒は椅子に逆立ちして、授業を聞いている。 |
(3)生徒は授業中、黙って先生の話を聞く。 | → | 生徒は授業中、ずっと大声で何か歌っている。 |
(4)先生に「この問題わかる人」と聞かれたら、手をあげて答える。 | → | 先生に「この問題わかる人」と聞かれたら、生徒は足をあげて答える。 |
(5)授業の終わりには日直が「起立、礼」と号令をかけて、先生に挨拶をする。 | → | 授業の終わりには、ヤクザの組長が刑務所から出所する時のように、「オヤジ!おつとめ、ご苦労さんしたっ!」と挨拶をする。 |
こんな風に「常識」を「非常識」に変えていくことで、
コントの笑えるポイント、
「ボケ」を作ることができます。
>つづく