コントの作り方(2)「コント入門」との出会い

大学卒業後、僕はテレビ局のADや出版社、変わったところでは政治家の秘書など、10個の職を転々とした後、28歳ので独立してライターになりました。
35歳の時、その頃は訳あって経営コンサルタントをやっていたのですが、仕事に関係する本を買おうとインターネットで調べていた時のことです。ひょんなことから『爆笑!コント入門』という本を見つけました。

(コントの入門書があるの!?)
と驚いた次の瞬間、僕は購入ボタンを押していました。

数日後、届いた『コント入門』を読み、泣いていいのか笑っていいのか、よくわからない感動に包まれました。
(コントを作るマニュアルがあるんだ!)
それまで、僕にとっては雲をつかむような、曖昧でぼんやりしていた「笑いのネタ作り」が、『コント入門』は、わかりやすく、手順を追って説明されていたのです。
(この本があれば、僕も面白いネタが作れるかもしれない!)

そして僕は仕事の合間に、『コント入門』を読んでは、ネタを作るようになりました。

>つづく