主夫への誹謗中傷メール

ブログをご覧いただきありがとうございます。

主夫芸人のバズーカしげぞうです。

突然ですが、主夫を始めた当初、

定期的に誹謗中傷のメールをいただいていました。

「家でいないで、さっさと働け」
「男として恥ずかしくないのか」
「奥さんと子供に対して申し訳ないと思わないのか」

と言った内容のメールです。

当時、私は過労により発症した鬱で苦しんでいました。
この誹謗中傷のメールは大変きつかったです。
かなり落ち込みました。

うつが治った今なら、
「この人何がしたかったのかな? 相当の暇人なのかな?」
と、冷静に考えられますが、
当時はとにかく、
うつで仕事を辞めたばかりで、
家族に対する申し訳なさもあり、
精神状態も体調も最悪でしたので、
このメールにはかなりダメージを受けました。

「もうこんなメールを送らないでください」
と何度か返信をしたんですが、
存在しないメールアドレスから発送されていて、
相手に届かない。
一体誰なんだ。こんな胸糞の悪いメールを送ってくるのは!

 

誹謗中傷メールの主は知ってる人でした

その後、メールのIPアドレスから色々調査して、
相手を特定することができました。

犯人は私の知り合いでした。

15年前にある仕事でご一緒したXさん(男性)でした。
その仕事が終わってから、
10年以上交流がありません。

僕としては、
当時は特に問題なく、
楽しくお付き合いしていたと思っていたので、
なぜXさんがこんなメールを送ってくるのか、
理解できませんでした。

「当時、Xさんに対して何か失礼な言動があったのだろうか…?」
そんなことを考えて、さらに落ち込み、
でもXさんに直接連絡する元気も勇気もない。
そしてさらに落ち込む…という状態でした。

(しかし後に、Xさんが僕に誹謗中傷メールを送ってきた理由が明らかになります。
それについてはこちらの記事でご紹介しています → 誹謗中傷メールの犯人は…!?

いずれにせよ、そのメールを送ってきたXさんにとっては、
男が家庭に入り、主夫として家事や育児をする事は、
許せなかったのでしょう。

「主夫」の市民権獲得の道けわし

この誹謗中傷メールまででは無いにしろ、
僕が「主夫をしています」と言うと、
ギョッとした顔をされたり、
「男のくせに?www」
なんて、平気で笑う人もいます。

現在の日本では、
やはりまだまだ、「男は外に出て働いて稼ぐ」
という価値観が根強いようです。


世間では男女共同参画だの、
イクメンだのイクボスだの、
いろいろ言ってますが、
今の日本ではまだまだ浸透していないなーと思う、
今日この頃です。